古紙回収のお話し ~雑誌古紙の回収車両について~ 2019年12月
▶マンモスエコロジーは三芳町をはじめとする地域の「雑誌古紙」を回収しています。
前回、「新聞古紙」の回収車両についてお話しさせて頂きましたが、
今回は「雑誌古紙」の回収車両について、お伝えさせて頂きます。
▶まず一口に「雑誌古紙」といっても各リサイクル業者によって解釈がまちまちなので、
一度、公益社団法人古紙再生促進センター(以下、古紙センターとします)の定義を
ご紹介したいと思います。
古紙センターでは、「雑誌」を家庭、会社及び官公庁等より発生する
雑誌、書籍及び返本・残本(印刷冊子を含む)、取扱説明書、小冊子(パンフレット、カタログ、案内書など本の形をしたもの)を加えた「綴じられたもの」としています。
対して、「雑がみ」については、以下のように定義しています。
「雑がみ」とは、家庭より発生する紙・板紙及びその製品で、新聞、雑誌、段ボール、飲料用パックの
いずれの区分にも入らないものとしています。
さらに「オフィスペーパー」については、以下のように定義しています。
「オフィスペーパー」とは、オフィスより発生する紙及び紙製品で、
主として製本していないバラの墨印刷・色刷りのある印刷物、
使用済みのコピー用紙を含んでいるものとしています。
▶つまり、本来は綴じられた古紙のみを「雑誌古紙」というのが正解ですが、
実際に古紙を回収する際、「雑誌」も「雑がみ」も「オフィスペーパー」も一緒に排出されることがあり、
一括りで「雑誌古紙」として回収することが多いのが現実です。
▶この「雑誌古紙」を回収するときに、「新聞古紙」のように直接荷台に積むのであれば、
平ボディ車を使用します。
また、回収先にフォークリフトやリーチがあるようでしたら、ウイング車を使用します。
ウイング車とは、荷台のハコが両側から開く車両のことです。
このウイング車にもいろいろな種類があり、荷台の長さ、荷台の幅、積載量などによって、
2トンロング車、4トンワイド車、8トンセミロングワイド車など、用途に応じて車両を使い分けます。
ちなみに弊社のウイング車は、8トンセミロング車と15トンショート車の2台が活躍しています。
通常の8トン車をわざわざ長くしているのは、積載効率を高めるためです。
反対に通常の15トン車をわざと短くしているのは、積載効率より、曲がりやすさ、運転のしやすさを
重視しているためです。
普段、普通に道路を走っているトラックですが、実は業者ごとにいろいろな、こだわりがあったりします。
弊社ではヴァリエーション豊富な車両を取りそろえることで、お客様のご依頼に応えさせて頂いております。
▶いかがだったでしょうか?
3回に渡って、古紙回収の車両についてお伝えさせて頂きました。
三芳町の「古紙回収」でお困りでしたら、お気軽にマンモスエコロジーにお問い合わせください!