株式会社マンモスエコロジー 

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マンモスエコロジーのブログ
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紙の繊維と日本そば(シュレッダーのお話) 2019年1月

投稿日:2019年01月02日

▶年越しそばはお召し上がりになりましたか?
細くて長いが定番の日本そばですが、全国をながめてみると一概にそうは言い切れないようです。
当社のヤードがある埼玉県では、うどんと見まがうような太さの通称【田舎うどん】が人気になっているお店があります。
【細ければ細いほどいい】だけではないのは、日本そばに限ったことではありません。
 
 
▶シュレッダーという言葉が世間に知られるようになったきっかけは、個人情報保護法(こじんじょうほうほごほう)の成立です。
それまでなんとなく習慣として守られてきたルールが法制化(強制化?)されることで、私たちのまわりの環境が大きく変わることはよくあることです。
最近の例では、飲食店での禁煙、分煙をもとめる法律によって、店舗のリフォームを手がける会社さんが大忙しだそうです。
 
 
▶使い終わった紙に個人情報が書かれている場合、シュレッダーをかけてそれを消したうえで廃棄します。
ひとことで廃棄といっても、ゴミとして燃やしてしまう場合もあれば、製紙の原料としてリサイクルすることもあります。
ただ燃やしてしまうのであれば、とにかく細かくきざんでしまえばいいのですが、裁断された紙を製紙原料として利用するには、ちょっとした工夫や知識が必要です。
 
 
▶使い終わった紙(古紙といいます)を再び紙にもどすためには、最初に古紙を水で溶かすことが必要です。
実際には【溶かす】というよりも【ほぐす】と表現した方が正しいかもしれません。
紙はセンイ(繊維)がからみあって強度を保った状態ですので、それを解き【ほぐす】わけです。
解きほぐされた古紙のセンイはきれいに洗われ、場合によっては漂白されて、再びセンイ同士をからみあわせることで新しい紙によみがえります。
 
 
▶古紙はセンイで作られてます。センイがからみあって強さを出すわけです。
ここで問題になってくるのが、【センイの長さ】です。
シュレッダーされた古紙も製紙原料として利用することはできます。
しかし、あまりにも細かくきざまれた古紙は大切なセンイの長さが足りなくて、しっかりとセンイ同士がからみあいません。
シュレッダーを選ぶときは、【情報を消す】という役割だけにこだわらず、リサイクルできる大きさに刻んでくれるものをチョイスすることが大切です。
 
 
2019年が皆さまにとって素晴らしい一年になりますように。
本年の皆さまのご多幸と健康を心よりお祈り申し上げます。