「機密書類」の処分のお話し 2022年3月更新
▶【はじめに】
春の暖かさを感じる季節になって参りました。
今回はあらためて弊社の「機密書類」の処分についてご紹介させて頂きます。
一口に「機密書類」の処分といいましても、処分方法は様々です。
「機密書類」の処分には主に3つの要素があると思っております。
1つめは「状態」
2つめは「量」
3つめは「処分方法に求めるセキュリティレベル」
マンモスエコロジーではお客様の「機密書類」の状態、「機密書類」の量、「機密書類」の処分方法に求めるセキュリティレベルに応じて、最適な処分方法をご提案させて頂いております。
弊社で取り扱う「機密書類」の処分方法は全部で5つあります。
【1】プレスして溶解処理
【2】開封して手動でシュレッダー処理
【3】開封せず自動でシュレッダー処理
【4】固形燃料化処理
【5】直接溶解処理
それでは、各処理方法のメリット、デメリットをご紹介させて頂きます。
▶【1】プレスして溶解処理
弊社で「機密書類」を一度開封して、プレス処理後、製紙メーカーに納入して溶解処理を行います。
メリットとしましては、一番シンプルな処分方法なので、「機密書類」の中身がリサイクルできる紙だけの状態であれば、無償にて処分することができます。
弊社の三芳所沢センターに直接お持ち込み頂くことも可能です。
デメリットとしましては、「機密書類」の中身を紙だけの状態にして、弊社に処分をご依頼頂く必要がございます。
また一度開封しますので、後述の「未開封」のまま処分する方法より、セキュリティレベルは低くなります。
☆おすすめのお客様
・中レベルのセキュリティは確保したい
・機密書類の処分に費用をかけたくない
・「廃棄証明書」を発行してほしい
▶【2】開封して手動でシュレッダー処理
弊社で「機密書類」を一度開封して、シュレッダー処理後、プレス処理を行い、製紙メーカーに納入して溶解処理を行います。
【1】プレスして溶解処理の前に、シュレッダー処理を行います。
メリットとしましては、プレス処理の前にシュレッダー処理を行うことで、プレス処理後の荷姿から、機密情報を読み取ることが出来なくなり、セキュリティレベルは高くなります。
【1】プレスして溶解処理同様、弊社の三芳所沢センターに直接お持ち込み頂くことも可能です。
デメリットとしましては、シュレッダー作業料をご負担頂くことになります。
【1】プレスして溶解処理同様、「機密書類」の中身を紙だけの状態にして頂く必要があります。
また一度開封しますので、後述の「未開封」のまま処分する方法より、セキュリティレベルは低くなります。
☆おすすめのお客様
・シュレッダーをかけてほしい
・処分したい機密書類が20箱未満
・「破砕証明書」を発行してほしい
▶【3】開封せず自動でシュレッダー処理
「機密書類」を箱のまま「未開封」でシュレッダー処理を行い、プレス処理後、製紙メーカーに納入して溶解処理を行います。
【2】開封してシュレッダー処理を「未開封」で行います。
メリットとしましては、機密情報が誰の目にふれることなく、シュレッダー処理をすることができますので、セキュリティレベルが高いです。
また、金属製の留め金のファイルでとじられている状態でも、「未開封」でシュレッダー処理を行うことが出来ます。
デメリットとしましては、機密書類の中身にクリアファイルなどのプラスチックが混入している場合、取り外して頂く必要がございます。
また、提携先のシュレッダー処理施設に持ち込むための運送料と、シュレッダー作業料をご負担頂いております。
☆おすすめのお客様
・機密書類を開封してほしくない
・シュレッダーをかけてほしい
・機密書類にプラスチックが混入していない
・処分したい機密書類が20箱~100箱
・「破砕証明書」を発行してほしい
▶【4】固形燃料化処理
「機密書類」を箱のまま未開封で産業廃棄物として「RPF」という固形燃料としてリサイクルします。
メリットとしましては、機密情報が誰の目にふれることなく、処理することができますので、セキュリティレベルが高いです。
また、機密書類の中身にクリアファイルなどのプラスチックが混入している場合でも、「未開封」で処分することができます。
デメリットとしましては、「機密書類」が金属製の留め金のファイルでとじられているようでしたら、取り外して頂く必要がございます。
また、提携先の産業廃棄物中間処理施設に持ち込むための収集運搬料と、処分料をご負担頂くことになります。
☆おすすめのお客様
・機密書類を開封してほしくない
・機密書類に金属の留め金が混入していない
・処分したい機密書類が20箱~100箱
・「マニフェスト」を発行してほしい
▶【5】直接溶解処理
「機密書類」を箱のまま「未開封」で直接製紙メーカーに納入して、溶解処理を行います。
メリットとしましては、機密情報が誰の目にふれることなく、処理することができ、かつ大量の機密書類を一度に処分することができます。
デメリットとしましては、製紙メーカーに直接持ち込む運送料をご負担頂いております。(処分料のご負担はございません)
また、機密書類の中身をリサイクルできる紙だけの状態にする必要がございます。
よくファイリングしたまま、直接溶解処理を行う方法を見かけますが、弊社では環境への負荷を考慮して、事前に取り外して頂く方法を推奨しております。
納入する製紙メーカーに事前予約をする必要があるため、繁忙期(3~5月)に予約がとれず、処分したいのに処分できない状況が発生する可能性があります。
☆おすすめのお客様
・機密書類を開封してほしくない
・処分したい機密書類が100箱以上
・大量の機密書類を一度に処分したい
・「溶解証明書」を発行してほしい
▶【おわりに】
いかがだったでしょうか?
マンモスエコロジーではお客様の「機密書類」の状態、「機密書類」の量、「機密書類」の処分方法に求めるセキュリティレベルに応じて、最適な処分方法をご提案させて頂いております。
「機密書類」の処分についてお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください!