
「ダンボール古紙」の回収のお話し 2021年5月
▶【はじめに】
緊急事態宣言中のゴールデンウィークが終わりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
先日「ダンボール古紙」の回収について、お問い合わせを頂きました。
そこで、今回はあらためて弊社の「ダンボール古紙」の回収について、ご案内させて頂きます。
▶【サービス内容のご案内】
私たちマンモスエコロジーでは、三芳町をはじめとする地域の「ダンボール古紙」を回収しております。
回収場所が私たちの回収ルート内であれば、「ダンボール古紙」を無償または有価で買い取らさせて頂きます。
「ダンボール古紙」を回収させて頂くサービスは会社法人様、学校法人様、自治会様に
ご提供させて頂いております。
個人のお客様は、弊社三芳所沢センター(埼玉県入間郡三芳町上富1445-1)に
直接お持ち込み頂く方法をご案内させて頂いております。
回収させて頂いた「ダンボール古紙」は製紙メーカーに納入し、
再び新品の段ボール箱をつくる際の原料としてリサイクルしています。
「ダンボール古紙」を積極的に回収し、廃棄物として焼却処分するのではなく、
資源物としてリサイクルすることで、廃棄物の発生を抑制し、CO2の排出を低減するように努めています。
私たちマンモスエコロジーではこの事業活動をSDGsの「11.住み続けられるまちづくりを」の
取り組みにつなげております。
▶【ダンボール古紙について】
日本で古紙としてリサイクルされる紙のうち、「ダンボール古紙」が全体の55%程度を占めております。
「ダンボール古紙」以外の古紙を「新聞古紙」、「雑誌古紙」、「その他の古紙」と4品目に分けて
集計してみますと、「新聞古紙」で全体の15%程度、「雑誌古紙」で全体の15%程度、
「その他の古紙」で全体の15%程度の割合になります。
他の3品目をあわせても45%程度ですので、「ダンボール古紙」1品目だけの割合の方が多くなります。
また、使用されたダンボール箱を「ダンボール古紙」として回収している割合は95%以上です。
日本では使用されたダンボール箱のほとんどが「ダンボール古紙」として回収され、
リサイクルされていることになります。
さらに、新品のダンボール箱は「ダンボール古紙」を98%程度使用して生産されます。
新品のダンボール箱はほとんど使用されたダンボール箱である「ダンボール古紙」から、
つくられていることになります。
使用されたダンボール箱のほとんどが皆様のご協力により、
「ダンボール古紙」として私たち回収業者に手渡され、
製紙メーカーに納入され、そのほとんどが新品のダンボール箱の原料としてリサイクルされています。
個人的にはこの「ダンボール古紙」のリサイクルシステムは、本当に優れているなぁと思っております。
▶【ダンボール古紙回収の弱点】
しかし、この「ダンボール古紙」のリサイクルシステムには、大きな弱点があります。
それは、「ダンボール古紙」を回収する際に通常パッカー車を使用するので、
CO2をまき散らしていることです。
これは「ダンボール古紙」のリサイクルシステムに限った話しではなく、
すべての資源物のリサイクルシステムの問題点でもあると思っております。
回収するときに排出されるCO2問題です。
弊社でもハイブリッド車のパッカー車の導入を検討しているのですが、
故障した際の損害が大きくなかなか手が出ません。
ハイブリッドシステムが故障したら、ウン百万円とのことです。
(ちなみにパッカー車はよく壊れます。)
良心的なハイブリッドパッカー車が発売されることを切に願っております。
また、AIによる回収ルートの効率化もテーマです。
昨今、AIによる回収ルートの選定が進んできております。
こちらも使用料が高いのでまだ手が出ませんが、将来Googleマップやカーナビなどで複数拠点を選択し、
効率的な回り方を教えてくれるようになると回収作業を効率化でき、CO2の排出も抑えられ、
スマートシティに近づいていくのかなと思っております。
【終わりに】
私たちマンモスエコロジーは先人方が作り上げて頂いた「ダンボール古紙」のリサイクルの仕組みを守り続けていきたいと思っております。
「段ボール古紙」の回収でお困りでしたら、お気軽にマンモスエコロジーにお問い合わせください!
