
機密書類の廃棄処分のお話し 2020年10月
▶【はじめに】
先日、「機密書類の廃棄処分」について、お問い合わせを頂きました。
一口に「機密書類の廃棄処分」といいましても、いろいろな処分方法がございます。
以前、このブログでもお伝えさせて頂いておりますが、サービス内容を一部変更しておりますので、
再度弊社での処分方法をご紹介させて頂きます。
▶【ファイリングの有無によって、処分方法が異なります!】
まず、段ボール箱に入っている機密書類がファイリングされているかどうかで、処分方法が異なります。
機密書類を処分するにあたり、ファイルを外すことが難しい場合、ファイルの留め金の種類により、
2種類の処分方法をご提案させて頂いております。
1つめは、ファイリングの留め金がプラスチックの場合は、産業廃棄物として「固形燃料化処理」を
ご提案させて頂いております。
2つめは、ファイリングの留め金が金属の場合は、産業廃棄物として「焼却処理」を
ご提案させて頂いております。
この場合、2つめの「焼却処理」の方が費用のご負担が高くなります。
▶【機密書類の入っている段ボール箱の開封の有無で処分方法が異なります!】
次に、機密書類が紙だけの状態になっている場合、機密書類の入っている段ボール箱を開封して
処分しても差し支えないのか、それとも開封しないまま、処分されたいのかで処分方法が異なります。
とうぜん、開封しないまま、処分した方が機密書類の中身を目にすることなく処分できるので、
セキュリティレベルは高くなりますが、ご負担頂く費用も高くなります。
機密書類の入っている段ボール箱を開封しても差し支えない場合、
2種類の処分方法をご提案させて頂いております。
1つめは、通常の古紙として、「圧縮処理」を行い、ぐちゃぐちゃの状態にしてから、
製紙メーカーに納入して、溶解処理を行う方法です。
2つめは、弊社の三芳所沢センターで「手動でシュレッダー処理」を行い、細かくしてから、
製紙メーカーに納入して、溶解処理を行う方法です。
この場合、2つめの「手動でシュレッダー処理」を行った方がセキュリティレベルが高くなりますが、
費用のご負担が高くなります。
機密書類の入っている段ボール箱を開封しないまま、処分されたい場合も、
2種類の処分方法をご提案させて頂いております。
1つめは、専用のシュレッダー処理施設に機密書類を搬入して、段ボールの箱ごと
「破砕機でシュレッダー処理」を行い、細かくしてから、製紙メーカーに納入して
溶解処理を行う方法です。
2つめは、段ボールの箱ごと製紙メーカーに納入して、「直接溶解処理」を行う方法です。
この場合、2つめの「直接溶解処理」を行う方が、セキュリティレベルが高くなりますが、
時間指定や、納入制限があるため、ご負担頂く費用が高くなります。
▶【おわりに】
私たちマンモスエコロジーでは全部の6種類の機密書類の処分方法をご用意しております。
どの方法にも一長一短がございます。
機密書類の廃棄処分にお困りでしたら、お気軽にマンモスエコロジーにお問い合わせください!
