
古紙回収のお話し ~ダンボール古紙の回収車両について~ 2019年10月
▶私たちマンモスエコロジーは積極的に三芳町をはじめとする地域の古紙を回収しております。
回収させて頂いている古紙は主に「ダンボール古紙」、「新聞古紙」、「雑誌古紙」です。
「ダンボール古紙」、「新聞古紙」、「雑誌古紙」を回収させていただく際、
それぞれ回収に適した車両があります。
今回はその車両についてご紹介させていただきます。
▶「ダンボール古紙」を回収する際、最もよく使用されるのは、「パッカー車」とよばれる車両です。
「ごみ収集車」や「清掃車」ともよばれておりますが、正式名称は「塵芥車(じんかいしゃ)」といいます。
なぜ「パッカー車」というのかといいますと、諸説あるそうで、英語の「pack(つめる)」が由来の説や、
アメリカの「PACCER社」というトラックメーカーの名前がそのまま、車種の名前になってしまったという
説があります。
▶「パッカー車」は荷物の積み込み方式によって、大きく分けて2種類にわかれます。
「巻き込み式(回転板式)」と「プレス式」です。
(「ロータリー式」というものもありますが、あまり見かけることがないので、今回は省略します。)
何がちがうのかといいますと、荷台が密封されているか、密封されていないかです。
▶「巻き込み式」は荷台が密封されていますので、後述の「プレス式」にくらべると、
荷物の回収時に飛び散りや臭いをおさえることができます。
荷台の中に積み重ねていく形で回収していきますので、こまかいものの回収が得意です。
反対に硬いもの、かさばるもの、大きいものの回収には不向きです。
したがって、こまかい「一般ごみ」や剪定作業後の「小枝」などの回収のときには
この方式の車両を使用しています。
▶「プレス式」は荷台が密封されていないので、
圧縮時に飛び散りや臭いの問題が少ないものを回収するのに適しています。
また、荷物を圧縮しながら回収しますので、
硬いもの、かさばるもの、大きいものを効率よく回収することができます。
反対に圧縮してしまうと問題のある荷物の回収には不向きです。
したがって、「ダンボール古紙」や「粗大ごみ」の回収のときにはこの方式の車両を使用しています。
▶街中でパッカー車がとまっているようでしたら、ちょっと見てみてください。
運転席の後ろ側が密封されていたら「巻き込み式」です。
運転席の後ろ側が開いているようでしたら、「プレス式」です。
▶さらに用途に応じて、使用する車体の大きさが変わってきます。
市中のごみ収集を行う場合は狭い場所でも入っていけるように、
2トン車を使用することが多いです。
「ダンボール古紙」を回収する場合は回収効率を高めたいので、
車体は大きくなってしまいますが、2トン車より多く荷物が積める3トン車を使用することが多いです。
さらに多く荷物を積める4トン車というのもありますが、さらに車体が大きくなりますので、
狭いところは苦手になります。
▶ここまでのお話しの中で弊社はどのタイプのパッカー車を使用しているかお分かりになりますか?
正解は「プレス式3トン車」を使用して「ダンボール古紙」を回収しております。
▶いかがだったでしょうか?
次回は「新聞古紙」、「雑誌古紙」の回収車両についてお話ししたいと思います。
三芳町の「古紙回収」でお困りでしたら、お気軽にマンモスエコロジーにお問い合わせください!
